商品が売れてから、お客様に商品を届ける場合
【自社発送】【発送代行業者に依頼】【Amazon FBA】
この3つの方法があります。
それぞれに、メリットとデメリットがあるので、ご自身のビジネスに合った方法を使っていただければと思います。
自社発送
自社発送は、倉庫と雇用が必要になってくるので、1日数時間の人件費がかかります。
出来ることなら、出荷の量に対して早く帰ってもらったりして人件費を抑えたいところですが…
やはり、固定費として人件費を支払っていく必要があります。
それに伴い商品がたくさん売れて物流の量が増えてくると、在庫が保管できる倉庫も必要になってきます。
マンションの一室や狭い倉庫ではすぐに商品でいっぱいになるので、新たに倉庫を借りなければならなくなります。
人件費も、倉庫も両方のコストがかかるのですが、例えばに日本郵便や佐川急便などと提携すると発送の数によって送料が下がります。
私の会社では倉庫を保有し、自社発送しています。
発送スタッフを雇用してが、発送の量を増やし効率を上げて、一つあたりのコストを下げるようにしています。
発送代行
発送代行業者に依頼すると、人件費のコストが時間給ではなく発送して個数に対しての支払いになります。
先ほどの自社発送の場合にかかるコストよりも、少し割高という感じです。
時間で賃金が発生するのではなく、1個ごとの配送に料金が発生します。
これにプラスして、在庫を保管しておくための倉庫保管料がかかるので、回転が悪い商品を預けてしまうと無駄なコストがかかってきます。
倉庫代としては非常に安いので、商品の回転をよくしていくのがコストダウンにつながります。
倉庫の心配がない=場所の心配がないので、商品をどんどん増やしていけます。
人気のある発送代行会社だったら、事前にこれだけの商品が増えるの場所の確保の依頼もしていくことが必要です。
FBA
AmazonにはFBAというものがあります。
Amazonの倉庫に預けて、Amazon売れたで商品はこの倉庫から直接、お客様に届くというサービスです。
Amazonの物流はとても早く、商品を購入して翌日には届いたりするくらい早いです。
Amazonでの販売はFBAを使った販売者を最優先にしているので、Amazonの使う場合は自社発送のメリットが全然ありません。
Amazonで販売する場合は必ずと言っていいほどFBAに入れたほうがいいでしょう。
楽天市場も、Amazon同様に倉庫を持っていて、楽天で売れた商品を楽天の倉庫から発送してくれるサービスがあります。
ヤフーショッピングも、ヤマト運輸と提携してヤマト運輸のロジスティックを使えるようになっているようです。
この3つの選択肢の中で、私の会社がなぜ自社発送を選んでいるのかといいますと、地元の日本郵便局の担当者とのお付き合いがあるからです。
配送業社の担当者とお付き合いが良くなれば、情報の交換が非常に濃くなります。
今は、その郵便局の担当の配達員さんは昇格してかなり上の役職をもつようになりました。
地元で発送数を増やして、配送会社へ自社の名前を売っていくと横のつながりができるんです。
そうすることによって、会社同士の紹介を色々していただけたりと、メリットがあります。
そのような理由で私の会社での発送は日本郵便をメインに発送を行っています。
私の会社も最初すべてがAmazonのFBAを利用していましたが、楽天市場に出店するようになってから、自社発送を強化して、倉庫を大きくしていきました。
倉庫の増築や、人件費、雇用のことを考えると、一気に売上を増やしたい場合は、発送代行を使うのが一番かなと思います。
楽天市場のロジスティックも便利なのですが、楽天のスーパーセールはものすごく商品が売れます。
さすがの楽天市場も売れすぎて発送が遅延することもあります。
そうなると、発送がすごく遅れるので自社発送か発送代行に依頼して発送するほうが良いとわたしが考えています。
このように、自社の発送量の規模や雇用の費用などを考慮して発送を使い分けていただければいいと思います。